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Leo

このところ寒い日が続いてるし、よく雪も降ってます。

今夜も降っていたのですが、雪が降るとテンションがあがります。

2007年の6月に他界してしまったのですが、17年間ともに生きたポメラニアンがいました。

NY人生をともに歩んでくれたBuddyですね。

彼も他と違わなく雪が大好物でしたので、

未だに雪が降ると夜中だろうが朝方だろうが外に出て新雪を踏みたくなります。

NYCでは雪が止んでから3時間以内に雪かきしないと、

ビルのオーナーもしくは店主にペナルティーが科せられるんで、

すぐに塩化ナトリウムを路上にまくんです。そうするとそれが犬達の肉球の間に入り、

雪の日の散歩が楽しいものじゃなくなってしまうのです。

なので小さな身体で弱っちぃレオには、そんなのがまかれる前に遊ばせるのが習慣でした。

17年も一緒だとヤツもすっかり分かってて、雪が降ってることに気付くと夜中でも、

こんな私のワガママ半分の雪遊びに付き合ってくれたものでした。

遊び場所は決まって誰もいないセントラルパーク。

NYCの公園のいいところは、もちろんあっちこっちにドッグランがあるというのもあるのですが、

夜の9時から朝の9時まではOfficially Park Closedなので、

Leashの義務付けが無効になり走り放題なんです。

もちろん場所によってはダメなところもあるのですが、ほぼ全域で犬達がLeashなしでOK。

それぞれ親が責任を持ってみてることが暗黙のルールとなっているし、

セントラルパークではしつけされてない犬が放されてるのには、出くわしたことがないです。

しかしながら弱っちぃレオは大型犬との接触を得意としないので、

いつも逃げ惑い、助けを求めてきてしまいます。

特に他の子達もテンションがあがってる雪の日なんかじゃ、

踏み潰されてしまうので、なるべく人が少ない時に行くようにしてたんです。

レオとの歴史を振り返るとあまりにも長くなってしまうので、

当然やめておきますが、ヨーロッパ諸国といい、ここアメリカといい、

犬達が精神的にも身体的にも健康な子達が多いように思います。

あまり”犬”と表現するのは好きではないのですが、

犬と人が偏っていない愛情を共に分け与えてるのが、心から伝わってきます。

日本のそれはまた少し趣が異なるのが、かなり残念ですが、

命あるものを愛するという点では同じなのでしょうか。

私にとってはレオとの出会いは、このNY人生で最も重要な出来事で、

また彼を失ったことで学んだ事も、とても大切なことでした。

昨年、仕事でルーマニアのシビウという街に10日間ほど滞在したのですが、

まだ野良犬だらけなんですよね。夜中にホテルの外では車にひかれた悲鳴があちこちから聞こえてくるんです。

その度に外に出て探してみるのですが、何せ見たわけでもないので、

どこにいるんだか見当もつかず戻って、また悲鳴をきくと出ていってと繰り返してました。

でも犬が好きだとか何とか言ってても、

何も出来なかった自分の無力さを思い知らされるだけで、帰ってきてしまいました。

そんなところに比べると、家族として暮らしてる子達はとても幸せなんだと、

安堵のため息が漏れてしまいます。

今でも先日の滞在で知り合ったブカレストにいる友人とその話をするのですが、

レオがいなければこんな事も考えることがなかったんだなと、

改めて彼の存在に気付かされます。

レオが全てだったというつもりは毛頭ありませんが、

命あるものと付き合い方を教えてくれた彼との出会いに心から感謝しています。

花咲くたび、ほととぎすが鳴くたび、月を見るたび、雪が降るたび、

その想いに気付くことが出来ることでしょう。感謝、感謝。

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