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歌舞伎

久しぶりに歌舞伎のDVDを観ました。

今はシネマ歌舞伎といって、かなりクオリティーの高い映像で見ることが出来るようになりました。

数年前ですが、リンカーンセンターフィルムフェスティバルで、

野田秀樹さん演出の鼠小僧が上映されたことがあったんです。

日本の技術が凄いってことを改めて実感させてくれましたね。

一昨年、日本に帰ったときに演舞場で丁度、山田太一監督がシネマ歌舞伎を撮影してました。

演目は連獅子と文七元結です。すでに日本では数箇所で公開してるみたいですが、

いつかNYでもシネマ歌舞伎が楽しめるようになることを期待してます。

それで今日観たのは、音羽屋さんの弁天小僧と中村屋さんの三人吉三。

どれも名台詞ってものがあって、弁天小僧の”知らざぁ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が・・・”や、

”月も朧に白魚の、篝もかすむ春の空。冷めてぇ風もほろ酔いに・・・”なんてのがあってですね、

あまりにも有名な台詞なので、それを一緒に言いたくて観たようなもんなんです。

立ち回りから台詞の言い回しから、全てがカッコいい。

これぞ江戸文化の粋なんですね。書割一つとっても美しい。

歴史はオペラとほぼ同じ。舞台の作りから演目の内容も観客も役者に関することでも、

ほとんど同じ歴史をたどってきてるんですよ。

だからこそ世界中の人が観ても楽しめるはずなんですね。

歌舞伎は難しいとか敷居が高いとかいう人がいますが、

実は歌舞伎は庶民の楽しみで、新聞もテレビもラジオも他に娯楽が何もない時代の、

最高の楽しみが歌舞伎という芝居をみることだったんです。

電気もない時代に蝋燭で芝居小屋の灯りをとってた時代なんで、

主役がわかりやすいように白塗りしてるとか、色々な事情があっての今の独特の様式だったり、

演出だったりするわけなんですよね。もし歌舞伎はまだ観たことがないって人がいましたら、

しつこいぐらいに色々お教えしますので気兼ねなく連絡下さい。

日本人として誇りに思えることを改めて実感出来ますよ。

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