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時代の流れ

突然なのですが、私は芸術に関しては全く知識がありません。

美術館行っても、何がなんだかよくわからないけど、

この作品は楽しいなってことぐらいしか分からないのですが、

それなりにデザインされた物って、とっても美しく素晴らしいものなんだなと、

昨日、ご一緒させて頂いた方から学びました。

NYにはたくさんの芸術が街中いたるところにあります。

建物もオブジェも絵画も広告も人もビジネスも、何でもあります。

昨日、ご一緒した方は建築関係のお仕事をされてるのですが、

これまで名立たる建築家(個人的に建物のデザイナーと思ってます)が何をしてきたのか、

どのような拘りでやってきたかが、今の建築家達へどのような影響を与えるかを、

ほんの少しですが聞くことができたんですよね。

当然ながらですが、その方もアーティストなもんですから、私が見ても”ふ~~~ん”ってしか思わないようなのも、

実は、あれは・・・っていわれると、なんとなく”ほ~~~!”って思ってしまいます。

一日中歩き回り、あっちこっちと見てまわって、最終的に私が頂いたものは、

とある地方都市の歴史的建築物の保存活動記録だったんです。

最後になって気付くとは、なんとも使えない話ではあるのですが、

ハイライン、Wall St, SoHoなど、昔の古い建物をそのまま利用して再開発がなされてるところに、

とても興味を示されてたんですよね。

昭和初期に建てられた貴重な遺産を、今からおよそ20年ぐらい前に決まったちょっとした決議で解体が決まってしまい、

2008年に取り壊されてしまうまでの記録を紹介した本を下さったんです。

以前から、田舎街の開発に(特に地元の)とっても違和感を持っていたもので、

その方に聞いてみたんです。そしたら、やはり同年代の人達は遺産的なものは守って行かなければいけないとの論調なのですが、

我々の親の世代が、新しいものを取り入れる(勘違いが甚だしいのですが)ことに夢中になり、

古き良き時代のものを全く無視してしまった状況があるのだそうです。

全てとはいいませんよ、全てとは。

我々の年代の親の世代というと、戦後の日本を復興させた本当に素晴らしい英雄たちなので、

それはそれで何ともいえないところなのですが、時代の流れとでもいいますか(っていうかそういう事にしておきたい)、

親の世代とは違う考えをもって、デザインしてる人達が今はいるってことなんですよ。

ハイラインの再利用は、もう20年以上NYにいる我々にとっては、ほんとに衝撃的なプロジェクトでした。

それと同じようなことをしようとしてる方とめぐり合うことが出来て、偶然なのか必然なのかを考えてしまってますが、

田舎街の開発に同じような考えを持つ方が、取り組んで頂いてるのであれば、

今回こうして私がアテンドした意味もあるのかも・・・?と、勝手に思っておりました。

古いものを壊して、新しいものを作りたがるのか、古いものを残して、新しいデザインを取り入れるのか。

時代の違いで、考えも違うんですよね。非常に難しいです。

そこの街にある文化ってなんだろう?って、常に考えてしまってます。

時代は流れてる。時代を知っていたいと、強く思った昨日のお仕事でした。

石原都知事、スマートフォンの使い方分からないと言ってる場合じゃないですよ。

こんなの使えて当たり前ぐらいのこと言わないと、世界の”時代”に置いてかれてますよ。

ちょっとずれてしまいましたが、”時代”をどう見るか、見えるかによって全く違った見方になるんでしょうね。

偏らないようにしなければ・・・


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