NYCマラソン
皆様、ハリケーンのお見舞いメール、本当にありがとうございました。
心配して頂くのが、本当に申し訳ないぐらいに、全く影響がありません。
電気、水道、ガス、暖房、食料に水、全てが問題なくあります。
私個人よりも、やはり被害が大きかった海沿い、川沿いの方々を思うと辛くなります。
昨日、とあるボランティアに参加させてもらったのですが、
やはり私が住んでるところとは別世界なんですよね。もの凄い衝撃でした。
暖かい場所にいれる、暖かい物を口に出来る、家族や友と一緒にいれることが、
どれだけ有難いことなんだと気づかされました。本当に人は一人では生きていけないのですね。
そんな中、昨日の昼過ぎまで開催すると豪語してたNYCマラソンが中止となりました。
本当にショックなことです。テロの時でさえ、力を合わせて開催してきたのに・・・
とも思うのですが、さすがに今回は無理なように思います。
昨日のボランティアでも気づかされましたが、電気もない、食料も満足にない、家をなくしてる、
発電機のガソリンも手に入らない、今後の見通しが全くたたない、そんな状況の中での開催は、
やはり人道的にどうなのかって議論がなされてたみたいです。
それを承知で市長さんは開催しようとしてたみたいなのですが、
ここにきて無理だと言う判断になった模様です。
そりゃそうですよね。電気がない人達が何万人といて、ガソリンもないって時に、
多数のジェネレーターがガンガン運び込まれ、そこにガソリンが使われてて、
パスタパーティーなんかが行われてる。それだったら、そのジェネレーター貸してくれよ!
ガソリン供給してくれよ!温かいパスタ食わしてくれよ!ですよね。
いつの時でも、困ってる人はいるのでそれを一つ一つ気にしてはいられませんが、
今回ばかりはそうもいきません。
マラソンの際に必要な警察官やボランティアの人数を、リカバリーの注ぎ込んだ方が、
絶対いいに決まってる。それは誰もが納得なことです。
マラソン大好きな私でもそう思います。
本当にマラソンが中止になったのは残念です。でも、今は走るエネルギーを他に使ってもいいんじゃないか?って思えるのです。
走れるだけ幸せなんだから、走れない人の為に何か出来ることをしようって思います。
開催してほしかったけど、開催しなくてよかったと、なんとも複雑な気分の決定でした。
来年は派手に10万人の参加者ってことでもいいような気がします。
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